by Alexander Lavoie
この記事は、2022/03/09 に公開された「Validations – Cloudera Support’s Predictive Alerting Program」の翻訳です。原文は、2021年6月3日に掲載されたブログ記事を、2022年3月9日に更新したものです。以下全ての情報は、更新版の原文の公開時点のものになります。
Cloudera Support のクラスタ検証は、クラスタの健全性、パフォーマンス、および全体的な安定性を向上させることを目的として、お客様の診断データに存在する既知の問題のシグネチャを積極的に特定します。クラスタ検証は、エンタープライズサブスクリプションに含まれており、Support ポータルにアクセスできるすべてのユーザーが追加費用なしで利用できます。利用方法は、サポートされているクラスタの最新の診断バンドルを提供するだけです。
クラスタ診断データ (診断バンドルから取得) は、製品 (CDP Private Cloud Base または CDH/CM) から Cloudera Support に直接送信する、サポートケースの添付ファイルとして送る、または cloudera.com で利用可能な phone_homeスクリプトを介して手動で送信することができます。
Cloudera のプロアクティブなデータベースは、設定ミス、セキュリティ脆弱性、パフォーマンス低下、既知のベストプラクティスからの逸脱などに関連する300を超える既知の問題のシグネチャで構成されており、クラスター全体の不安定性を引き起こす可能性がある一般的に発生するその他の問題も含まれています。
クラスタ検証アラートは、CDH/CM クラスタが Cloudera Data Platform (CDP) の最新バージョンに、正常にアップグレードできるように準備されているかを確認するメカニズムとしても機能します。スムーズなアップグレードに必要な、構成に関するベストプラクティスは、各クラスタ資産でレビューされ、整合性が取れていない場合は適宜引き上げられます。
検証アラートには、クラスタへの影響度に基づいて、クリティカル、エラー、アラート、情報、珍しい点などの重大度レベルが指定されます。アラートには、関連する問題と解決策の詳細、影響を受けるクラスタ内のホスト、および該当するドキュメントが含まれます。
MyCloudera で取得した次のスクリーンショットは、検証アラートがどのようにユーザーに表示されるかを表しています。各行を開くと、各アラートカテゴリ内のアラートの詳細にアクセスできます。
クラスタ検証へのセルフサービス・オンデマンド・アクセスは、2021年3月から Clouderaのお客様へ提供されています。Cloudera は、先を見越した予測的なサービスを常に拡大するために、新しいバリデータを継続的に作成することに尽力しています。
MyCloudera の検証を紹介する短いデモ動画 (英語) にて、実際の動作をご覧いただけます。ぜひご確認ください。
MyCloudera の新しい検証機能には、以下が含まれます。
- CDPアップグレード準備専用の「クリティカル」クラスタアラートの追加
- 任意のクラスタのエクスポート/ダウンロード機能（csv形式）
- 新たに発見されたクラスタアラートの明確な指定と識別
- 特定の検証アラートを「Reviewed (レビュー済み)」としてマークする機能により、対応済みかつ解決済みのアラートを分類することができる（この設定は、新しい診断バンドルが送信されたときに保持される）
- 例えば、環境をサンドボックスと指定している場合、クラスタ全体の通知をサイレントにする機能
- 当該アカウントの「Validation Alert Recipient (検証アラート受信者)」に指定された人をセルフサービスでコントロールする（メール通知を制御）
Cloudera Support は、お客様が MyCloudera の Assets に含まれる検証アラートを確認し、推奨される修正アクションを実行することをお勧めします。
プランニングやコンサルティングをお求めの場合は、セールス・アカウント・チームにご相談ください。検証に関連する、破損/修理サポートなどのテクニカルアシスタントについては、こちらの手順で、ご申請いただけます。
Clouderaは、予測アラート機能を継続的に拡張、改善し、投資を行っています。フィードバックやご提案などがございましたら、predictive-support-feedback@cloudera.com までお知らせください。
