by David Dichmann、Navita Sood
この記事は、2022/12/16に公開された「Cloudera Named a Leader in the 2022 Gartner® Magic Quadrant™ for Cloud Database Management Systems (DBMS)」の翻訳です。
今回は Clouderaが、Gartnerの「クラウド・データベース管理システム(DBMS) のマジック・クアドラント (Magic Quadrant™ for Cloud Database Management Systems (DBMS)」において、リーダーとして選出されたという嬉しいニュースをご報告いたします。 Cloudera は、このクラウド DBMS レポートが開始した2020年当初から評価されており、2022年、リーダーとして選ばれました。 これは、グローバルエンタープライズにおける当社の勢いを証明するものだと考えます。 同時に「Gartner Peer Insights Customer Choice Distinction for Cloud DBMS」にも選出され、業界リーダーとしての地位が確固たるものとなりました。
新しい Cloudera Data Platform (CDP) で実現した、データ管理およびデータ分析のイノベーションが評価されたのは大変喜ばしいことです。CDP の最新バージョンは、Clouderaのミッションにおける大きな節目であり、大胆な一歩を踏み出したものとなりました。私たちは、常にデータプラットフォームにおける破壊的な技術革新の最前線にいます。そして、最も困難なデータの課題に、人々が自信と共に取り組めるようにデータツールを提供しています。言い換えれば、Clouderaは難しいデータの問題を簡単にしているのです。10年前、データ量が大きく、加えてサーバーが高価だった時代に既にそれを実現していました。現在、データ量がさらに膨大になり、ハイブリッドやクラウドが高価なものになりましたが、私たちの姿勢は変わりません。
ハイブリッドおよびマルチクラウドにおいて柔軟性を提供できるのは、Cloudera しかなく、お客様や業界の専門家からも、それを裏付ける声をいただいています。例えば、Gartnerは、データ管理におけるハイブリッドおよびマルチクラウドの緊急性と必然性について、非常に的確なガイダンスを提供しています。その中で、Cloudera だけがソリューションを提供できているのです。
エンタープライズデータプラットフォームにおける当社のリーダーシップは、次の6つの主要な機能によって支えられています。
1:ハイブリッドおよびマルチクラウド:ポータビリティと拡張性により、最も要求の厳しいワークロードをサポートします。これは Cloudera 独自のサービスです。他の多くのクラウド DBMS ベンダーは、クラウドでしか動作しないため、場合によっては複数のベンダー間で統合する必要があり、それは複雑さとリスクを生み出します。
Cloudera は、プライベートクラウドとパブリッククラウド上で同じデータサービスをレプリケーション機能で実行できるため、企業は必要に応じてワークロードを簡単に移動させることができます。これは、Gartnerの「分析ユースケースの重要な能力 (Gartner Critical Capabilities for Analytical Use Cases)」のスコアが5.0であることが示すように、大きな強みとなります。Cloudera のプラットフォームは、コンピュート集約型の機械学習ワークロードをクラウドに移行することを可能にします。これによって、データワークロードをプライベートクラウドに簡単に戻すことができ、クラウドインフラストラクチャの費用を削減することができるのです。これは、パフォーマンス、予算、ビジネスの継続性にとって画期的なことです。Cloudera は、主要なクラウドサービスプロバイダー (CSP) と提携しており、CSP のインフラサービス上で可能な限り効率的に動作するように、当社のプラットフォームとサービスを最適化しています。このように、マルチクラウドやハイブリッドに強く注力することは、お客様のために必要不可欠なことです。
2:真にオープンなデータレイクハウス: Cloudera は以前から、ラベルではないにしても、データレイクハウスとしての機能を備えていました。Cloudera は、データレイクの柔軟性とデータウェアハウスのパフォーマンスを組み合わせたオープンデータレイクハウスアーキテクチャを実現するため、企業は構造化および非構造化のあらゆるデータを利用できるようになります。CDP のネイティブなテーブルフォーマットとして Apache Iceberg を統合することで、お客様はデータを移動したり、不要なサイロを作成したりすることなく、すべてのワークロードに対して単一のデータレイヤーを構築することが可能になります。データの使いやすさを向上させながら、ETL オーバーヘッドを排除できます。
3:複雑で多機能なワークロードを効率的に展開 :企業は、Cloudera 上で何千もの異なるワークロードを実行しています。そして、当社のオープンで相互運用可能なプラットフォームは、あらゆるデータエコシステムに容易に展開でき、独自のセキュリティおよびガバナンス機能を備えています。多くのお客様が複数のソリューションを利用していますが、データセキュリティ、ガバナンス、リネージ、メタデータ管理を統合し、複数のベンダーとの連携を避けたいと考えています。CDP は、最近のGartnerのレポートで強みとして取り上げられた、当社独自のShared Data Experience (SDX) という形で、統合的なガバナンスを提供いたします。
4:最新のデータファブリックアーキテクチャに対応 : Cloudera の SDX への投資は、業界標準を大きく先取りしています。データのマスキング、きめ細かなアクセス、企業内のすべてのデータを閲覧できるシングルデータカタログなどの機能を備え、データレイヤー全体で共通のセキュリティ、ガバナンス、メタデータ管理を実現するため、長年にわたり開発に投資をしてきました。これにより、お客様は統一されたデータファブリックアーキテクチャを迅速に実装することができます。
5:統合的なオープンデータ収集:この機能によって差別化を図り、データプロジェクトにおける大きな技術的課題を解決できています。Cloudera を利用することで、企業は単一のデータプラットフォームであらゆるデータを収集し、あらゆるデータワークロードを実行することができます。今年初めに発表した新機能「ユニバーサルデータ配信(UDD)」は、あらゆるソースからデータを収集し、あらゆる宛先に配信できるスケーラブルなデータパイプラインを実現します。UDD は、Cloudera 以外のソースや配信先でも動作するため、さまざまなデータソースを非常に簡単に統合することができます。
6:ワークロードのパフォーマンスとコストを最適化するための運用効率:データ準備から高度な分析まで、データのライフサイクル全体をカバーする統合機能を持ち、すべてのデータサービスに自動化を組み込んでいるのは Cloudera だけです。ローコード、ノーコードの機能とテンプレートにより、ストリーミングや機械学習のユースケースを簡単に開始することができます。ReadyFlow ギャラリーと応用機械学習プロトタイプ (AMPs) は、データフローと ML プロジェクトの価値を高める時間を大幅に短縮します。MPP アーキテクチャをリードしてきた私たちは、クラウドネイティブの機能を最大限に活用し、最高のパフォーマンスを最小のコストで提供することができます。
Cloudera の最終目標は、分析、ストリーミング、ML、データ管理を大規模に行うためのハイブリッドでオープン、ポータブルかつ安全なデータプラットフォームによって、より良く、より迅速にデータの活用を可能にし、お客様がビジネスを変革できるようにすることです。今回のレポートにおいて、私たちの今までの取り組みとリーダーシップが評価されたことを誇りに思います。
ClouderaのData Platformの最新版の情報はこちらです。
https://jp.cloudera.com/products/cloudera-data-platform.html
データおよび IT リーダーがどのように Cloudera を使用して、より早く成果を出しているのかは、こちらをご確認ください。
https://jp.cloudera.com/why-cloudera/data-leaders.html
「クラウド・データベース管理システム(DBMS) のマジック・クアドラント(Magic Quadrant™ for Cloud Database Management Systems (DBMS) 」レポート(英語版) は以下から入手できます。
https://www.cloudera.com/campaign/2022-gartner-magic-quadrant-for-cloud-database-management-systems.html
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